あなたのお子さんは効率よく勉強出来ていますか?
自己満足勉強からの脱却を図るために2回に分けてまずい勉強法を載せていきます。以前考えた文そのままなので偉そうなのはすみません。
今までの学習塾勤務において如何に自己満足勉強に陥っている生徒が多かったか。勿論、自分を甘やかし現実逃避を繰り返す輩は論外であるが(小・中1・2年生はある程度目を瞑るが、高校入試に臨む中3生や大学受験を志す高校生には許されない。塾に通っているなら尚更である)極端に言えばただ机に向かっているだけで勉強した気になっている人も多い。そこで生徒達が陥りやすい「自己マン勉強」を項目化し、その対処法について勘案してみたく思う。
① やたら綺麗にノートをとる
女子に多いが、成績を上げるか志望校合格が目的なはずであるのに「綺麗にノートをとる」ことが目標になっている。確かにいいノートかもしれないが覚えていなければ意味がない。「ここに書いてあること全て覚えてる?」と聞けば大体撃沈する。大体「全部覚えれるわけないじゃん」と言うが、全部覚えるつもりで臨まないと志望校合格どころか成績上昇も望めない。
② 新しい参考書を次から次へと購入してくる
こういう生徒は大体、1冊にジックリ取り組んでいない。新しい参考書を買う行為で満足している。やるなら1冊がボロボロになるまで徹底的にやるべき。中途半端はダメ。新しい参考書を持ってきたら、「前の参考書は何処までしたの?」と聞くべし。
③ ノートに付箋をやたら貼り付けたり、マーカーで色とりどり
ひどい生徒になると、ほぼ全てのページに付箋が貼ってあったり、ほぼ全ての字にマーカーで色を塗っていたりする。逆に何処が大事かわからない。そういった生徒がいたら「付箋貼ったり、マーカーで色付けてカンペキに覚えられるの?」と聞けば大体答えられない。全く無駄とは言わないが、その行為の効果測定を行って行動すべし。逆にどうしても覚えられないものや、何度も見るのに解けないものにはあり。
④ 塾で聞いて安心。復習ゼロ
数学の解けなかった、解説見てもわからなかった問題を塾で教えてもらって「わかった!」と満足して家に帰って全く復習しない生徒がいる。こういった生徒は「わかると解けるの違い」がわかっていないことが多い。単にわかっただけなのに解けるようになったと思い込むのだ。直後復習で頭に叩き込み、類題を解き、しばらく置いて解けて初めて「解けた」というのである。
⑤ 広く浅く勉強する
勉強バランスが悪いとも言える。大体こういうタイプの生徒は「やって→忘れ→やって→忘れ」を繰り返し、成績が上がらず更にタチが悪いことには「本人的には頑張っているつもり」、なのである。そして「こんだけ頑張ったのに全然上がらん」と勝手に落ちていく。やるからには徹底的にやる!全ての勉強が中途半端なのだ。数学を1回やりなおしただけで上がらないなら2回・3回と解いてみる、英単語を覚えられないなら単語カードに日付と〇✕を付け覚えるまで繰り返しやる。悲しいことに徹底的にやれる人もズッと継続して最後までやり通せる人がほとんどいないのである。人間は易きに流れるらしいが、それを克服出来るのもまた人間である。習慣化するには1ヶ月かかるらしいが、逆に習慣化してしまえばこっちもものだ。
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