お子さんが陥りがちな勉強法とテストの受け方
閲覧ありがとうございます!福岡市東区にある個別指導塾WiZest(ウィゼスト)の奥薗です。
前回に引き続き効率の悪い勉強法とテストの受け方、やり直しの仕方をお伝えします。偉そうな文章ですみません。
① 模試や定期考査で時間が足りない
まず時間配分がわかっていない。解くスピードを意識して上げるのは勿論、解く大問の順番を変えてみる、自分でハマりそうな問題に気付き(気付かないなら塾で教える)飛ばしていく、しかし何と言っても「本番のつもり」で模試を解いているかが大事。本番で時間が足りなくて解けない問題が沢山ではどうしようもない。
② 短期記憶用の勉強と長期記憶用の勉強の違いがわかっていない
わかりやすいのが、学校の単語テストである。休み時間の10分前に一気に頭に入れてテストはクリアしてもあくまで短期記憶なので一瞬で忘れてしまう。明日が受験なら短期記憶用の勉強でよいが、数か月先でも人は忘れるものなので「忘れない勉強」を目指すべきである。前述したが、理解したら直後徹底復習→少し空けて確認(人による)→覚えている(解ける)、覚えていない(解けない問題)の選定→再度解きなおしをしないと大体の人は成績が上がらない。その徹底と継続することが困難なのである。
⑧ 模試の後の復習が足りない
復習ゼロの人がほとんどである。模試のやり直しが一番効率のいい勉強法である。何故なら模試業者が威信をかけて本番の入試予想問題を作成しており、本番の形式に近く現状の自分自身の解ける問題、解けない問題がハッキリと示され、その問題を解けるようにするか覚えれば本番に出たら得点となるのである。数学なら別解も含めて何度も解き、英・理・社は模試のまとめを単語カードに書き覚えるまで繰り返すべきである。数か月後に模試を解きなおして、どれくらい解けるようになっているかが復習の密度の目安となる。
③ 教科ごとの勉強時間のバランスが悪い
数学が苦手で数学ばかりする生徒がいる。数か月数学ばかりに取り組むので数学の力は付くが、得意だったはずの英語の得点が下がってしまう。焦って英語をするとまた数学が下がり自分でもどうしたらいいのかわからなくなる。このように行き当たりばったり的な勉強だと非常に効率が悪い。今回の場合は最低限週1回は英語を勉強し、少なくとも現状維持は図りたいものだ。英単語は隙間時間(バス・電車の待ち時間・テレビのCMの間、晩御飯の出来る前)で極力覚え、それ以外に過去問や問題集をするとよい。
④ ただただテキストや参考書を眺めている
相当な集中力を持って死ぬ気で覚えている人や抜群に効果を出している以外は、ただ眺める勉強はやめておいた方がいい。そもそも本人がどれだけ覚えているか把握出来ていないことが多い。問題を解いて解ける・解けない、覚えている・覚えていない問題の選別をして潰していくか、何度か解く、ノートにまとめるなどして覚えた方が効率がいいことが多い。見て覚えるなら見た直後に本を伏せ、どれだけ覚えているか確かめてみればよい。それで覚えられるのならいいかもしれないが、数か月後に覚えていないと意味がない。
⑤ ひたすら文字を書く
こちらの勉強法は人によって差が大きい。書いた分だけ覚えられる人はこの方法でもよいが、大体の人は手の作業になってしまっている。また、勉強の痕跡が残るので勉強した気になりやすい。何度も言うが「問題が解けるor覚えている」ことが大事なのである。勿論本番で、である。この勉強法が合うかどうかも先程と同じやり方で、書いて練習した後本当に覚えているのか(解けるのか)確認してみればよい。書いた直後だから覚えているという短期記憶にもなりやすい。しかもいっぱい書いて頑張ったら終わりという人は多い。数か月後覚えているかの確認が難しい。暗記系は出来たら単語カードなどに書いて、何度も繰り返して覚える→しばらくして覚えているか確認をした方が覚える確率は高い。
以上です。いかがでしたか?
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