世界一貧しい大統領から学ぶこと
こんにちは。福岡市東区の香椎・千早にお住まいの皆さん個別指導塾WiZest(ウィゼスト)の奥薗です。
先日、世界一貧しい大統領と言われたウルグアイのホセ・ムヒカ氏が政治家引退を発表しました。私は元々ムヒカ氏に興味があり本も持っています。どこに惹かれたかというと、大統領でありながら足るを知る人物で清貧であり、報酬の9割を社会福祉基金に寄付し10万円で生活をしておられ、世界に向けて本当の豊かさとは何か、幸せとは何かをわかりやすい言葉で発信されているからです。
貧しい人とは際限なく物欲がある人であるとも言っており、現代の日本人に対しても鋭いメッセージだと思います。昨今は物を大事にする風潮も廃れ気味であり、日本人本来が持つ謙虚さや慎み深さ、粘り強い精神力が徐々に後退していっていることと関係している気がしています。
昔は服が破れたら修繕したりと物を大事に扱っていました。最近は物があふれ買い替えた方が早いし見た目も悪いとすぐ捨ててしまいます。私は物質的な豊かさと精神の豊かさには相関性がある思っています。万人に当てはまるわけではないですが、やはり貧しい方が物の有難みは享受しやすいと思います。
ムヒカ氏は大勢の日本人が忘れてしまった清貧を貫き、彼の言動は本当の豊かさとは幸せとは何かを教えてくれています。資本主義の進歩は世界的に格差を絶望的なものに広げ、利他の精神を忘れてしまっている人が増え続けています。もう一度原点に立ち返って考えてみる必要性があると思います。
現代日本では一昔前のいい大学に入り一流企業に就職すればいい時代ではなくなってきています。子供達自身が将来、悔いなき人生を歩めるように勉強以外も色々伝えていきたいと思っています。
福岡市東区の香椎・千早にお住まいで興味を持たれた方は一度個別指導塾ウィゼストまでお問い合わせ下さい。